結婚相談所でも結婚できない人はいる。結婚できる人とできない人の決定的な違い
「相談所に入れば誰でも結婚できる」は本当?
入会さえすれば白馬の王子様(王女様)が現れる――そんな幻想を抱いたまま1年、2年と過ぎてしまう人は少なくありません。
実際、結婚相談所内でも成婚退会できる人とそうでない人には、思考や行動に“決定的な差”があります。
本記事ではカウンセラー視点で、その違いを3つの角度から具体的に解き明かします。今まさに活動が停滞している方こそ読んでみてください。
目次
1.目的意識の濃度が違う ―「自分軸」があるか、ないか
結婚できる人は、
・なぜ結婚したいのか(家族を持ちたい/介護を担い合える伴侶が欲しい等)
・いつまでに結婚したいのか(○歳の誕生日まで/来年の春まで 等)
を数字とシーンで語れます。面談中でも目的と期限が口癖のように飛び出し、日々の選択基準がブレません。
一方、「できない人」は“友達が次々家庭を持ったから”“いい人がいれば”と動機があいまい。
他人の幸せを借り物のモチベーションにしているため、少しでも壁に当たると「やっぱりやめようかな」と揺れます。
相談システムを開く頻度にも歴然の差が出るので、当然お見合い件数も開きます。
2.行動の質が違う ―「主体的PDCA」と「受け身ループ」
成婚者は申し込み・デート・服装改善などを週単位で“実験”し、仲人フィードバックを貪欲に活用します。
たとえば「会話が噛み合わなかった」と指摘されれば即座に話題ストックを増やす、「写真が硬い」と言われれば翌週撮り直す──小さなPDCAを高速回転させ、3か月もすると別人級にアップデートされるのが特徴です。
逆に、未成婚者はトライ&エラーが止まりがち。
「紹介が少ない」
「タイプがいない」
と環境要因を責め、同じプロフィール・同じ服装・同じ話題で半年経過――これでは結果が変わりません。
相談所は“改善型ジム”なのに、見学だけで筋トレせずに帰るようなもの。
3.条件設定と心の姿勢が違う ―「広げて磨く」か「狭めて待つ」か
成婚者は条件を“譲れない3点”程度に絞り、年齢や年収はレンジを持たせます。
その分、会う段階での判断はシビア。
「合わない」と感じたら早期に切り替え、次の機会へエネルギーを投下します。
結果的に出会いの母数も経験値も増え、最短距離でピタッと合う人を見つけられるのです。
未成婚者は検索欄をぎゅうぎゅうに絞り、「学歴も年収も同世代平均以上、身長は175cm以上」など“理想コレクター”になりがち。
さらに交際ステップでは「嫌われたくない」一心で自分の希望を伝えず、後半で破綻→振り出しへ……。
条件を狭めて行動も縮こまる“二重の壁”が、時間を奪いストレスを増幅させます。
まとめ ― 違いは“熱量×行動量×柔軟性”
1) 目的と期限を数値で掲げる
2) フィードバックを即行動に変える
3) 条件は核心だけに絞り、会って検証する
この3点を徹底すれば、相談所は“結婚製造機”に化けます。
逆に言えば、他人任せ・受け身・高望み固定では、どんなシステムでも結果は出ません。
今日から「自分軸→実験→広げて磨く」を意識し、半年後の自分に期待してみませんか?
あなたの未来のパートナーは、もうプロフィール画面の向こうで待っています。